RaspberryPi[34] watchdog

Raspberry PiでWatchdogを使用すると、システムがフリーズしたり、クラッシュしたりした場合に自動的にシステムを再起動することができます。これにより、システムの信頼性を向上させることができます。

以下は、Raspberry PiでWatchdogを設定および使用する基本的な手順です。なお、具体的なハードウェアやOSによっては、設定手順が異なる場合があります。以下の手順は、一般的なRaspberry Piの場合のものです。

1.Watchdogの有効化:

最初に、Raspberry PiのWatchdogを有効にする必要があります。これは/boot/config.txtファイルを編集して行います。

sudo vi /boot/config.txt

ファイルの末尾に以下の行を追加します。

dtparam=watchdog=on

ファイルを保存して終了します。

2.Watchdogパッケージのインストール:

sudo apt-get update
sudo apt-get install watchdog

3.Watchdogの設定:

Watchdogを設定するためには、/etc/watchdog.confファイルを編集します。

以下の行を編集または追加して、設定を行います。

# Watchdogモジュールの有効化
watchdog-device = /dev/watchdog

# インターバルの設定(システムが応答しない場合、この時間が経過すると再起動がトリガーされます)
interval = 10

4.Watchdogサービスの再起動:

sudo service watchdog restart

其の後、再起動します。

5. ウォッチドッグタイマ有効化の確認

$ dmesg | grep  wdt
bcm2835-wdt bcm2835-wdt: Broadcom BCM2835 watchdog time

$ ls /dev/ | grep watchdog
watchdog
watchdog0

watchdog が動作しているかどうかは、フォークボムを動かして試すようです。

$ :(){ :|:& };: