CBTC

Communication Based Train Control に関わる連載ブログ

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CBTC[8]  在線検知装置

鉄道信号にとって在線検知というのは要です。在線検知とは列車がある場所に在線しているか、居ないかを判断することです。従来の鉄道は固定閉塞という仕組みを取っていて、ある閉塞(区間)には一つの列車しか入れないという大前提をもっ […]

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CBTC[7]  CBTCの標準化(共通仕様化)

CBTCに関わる仕事をしていると、必ずと言っていいほど数年に一度、日本でCBTCの共通仕様を作りたいという話に出くわします。しかしながら、未だに実現しません。その理由の一つとして、共通化するとコスト競争になり、メーカーが […]

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CBTC[6] IEEE 1474 P1 ATO機能

IEEE 1474 P1には 6.2 ATO functions の章があります。以下に説明していこうと思いますが、その前に知っておくべきことがあります。世界には規格なるものがあり、代表的なものにはIECとIEEEがあり […]

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CBTC[5] IEEE 1474 P1 ATP機能

鉄道の規格というと、ENもしくはENから作られたIECが一般的ですが、これは不思議とIEEE規格として発行されてます。そう考えるとやはりCBTCは北米から広がったと考えるのが素直でしょう。たまに、CBTCをIEC化したら […]

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CBTC[4] 地上ー車上間通信

CBTCの特徴に大容量の地上ー車上間通信があります。一般的にはISM帯域の2.4GHzと5.6GHzを使用したものが殆どです。2.4GHzの方が5.6GHzより多く使われている気がしてます。CBTCは都市鉄道で使用され、 […]

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CBTC[3] 車上位置検知

前回ではCBTCの車上位置検知方式について少し触れました。今回はもう少し掘り下げてみたいと思います。移動閉そくにする為に車上位置検知方式を取らなければならないことは既に話しました。PGを用いた位置検知方式についても少しだ […]

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CBTC[2] 今までの信号と何が違うの?

今まで信号というと、列車の安全を担保するものでした。人間が誤ってもそれを機械が救ってくれるATP機能。しかし、CBTCが普及しだして、ATPという機能は当たり前であり、ATPの要求よりも稼働率や運用のしやすさなどサービス […]

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CBTC[1] CBTC

Communication based Train Control は地上ー車上間に無線を用いた車上位置認識型の列車制御システムです。地上ー車上間を無線で通信する列車制御システムは世界にいくつかあります。日本では東日本旅 […]

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