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鉄道RAMSにかかわる連載ブログ

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RAMS[29] 検知不可能危険側故障の意味

色々話を聞いていると、「検知不可能危険側故障:Undetectable dangeraous failure」の対策(説明)を誤解しているなと感じることがあります。「検知可能故障:Detectable dangeraou […]

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RAMS[28] β factor (IEC61508 P6)

IEC61508のパート6にはCCFの説明にβ factor というのが唐突に出てきます。CCFは一つのっ故障が複数の機能に影響を与えるものです。安全装置を設計する場合は多くがVOTE方式をとります。これはランダム故障は […]

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RAMS[27] RAMSをやる必要があるの?

RAMS規格に必ず適合させなければいけないの? と聞かれたので少し書いてみたいと思います。 RAMS規格への適合は適合しないよりもコスト高になるのは否めないと思います。なので、社内ルールとしてこの製品はRAMS規格に適合 […]

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RAMS[26] RAMS規格の本質

よくRAMS規格を準拠するのに、RAMS規格に書かれている通りにやらなければいけないとか、過去の認証機関が示したドキュメントフォーマットでないのですがと、相談を受けることがあります。その時は、RAMS規格は正しい安全を担 […]

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RAMS[25] IEC62279

久々のRAMSカテゴリの投稿です。最近、IEC62279の問い合わせが多いので整理する意味で投稿してみます。 IEC62279の要求事項は7.2.4 Requirementsに記載されています。ただ、ずらずら文章を読むよ […]

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RAMS[24] IEC62280

IEC62280はRAMS規格の一つとして見られている規格です。タイトル「Safety related communication in transmission systems」にあるように鉄道信号と処理系に関する安全 […]

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RAMS[23] RAMS規格に思う事

RAMSブログの中でも思いがついつい出てしまっているので、ここで書くとまた同じことを書きそうですが、それはそれで深く感じていることを思っていただければいいと思います。 RAMS規格はもともと鉄道信号アプリケーションを作る […]

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RAMS[22] ハザード分析

安全を担う装置を開発するときは必ずハザード分析をしなさいと言われます。しかし、真摯にハザード分析をした人は意外と少ないのではないでしょうか。RAMS規格にも書かれていますが、ハザード分析の手法でHAZOPを使いなさいとか […]

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RAMS[21] 電車内でのテロ行為

2021年10月31日午後8時ごろ、東京都調布市の京王線国領駅付近を走行中の電車で乗客から「車内で油のような液体をまいて男が火を付け、刃物で人を刺す」という事件がありました。電車内での犯罪や、テロ行為は海外だけではなく日 […]

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RAMS[20] ISAによるSA評価

鉄道では開業の許可にISAによる安全性評価が必要なことが多いです。最終的なOKは各国の認可機関が開業にGOサインを出すのですが、その時に必要なのがISAによるRAMS規格適合性評価レポートです。RAMSというとSIL4認 […]

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